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無垢(単層)フローリングの種類

天然木のぬくもりを感じることができる無垢フローリング。大きく分けて次のようなタイプがあります。

  • ユニ(FJ)タイプ

    ユニタイプとは、縦方向に4枚から5枚継がれているフローリングです。例えば、90巾のユニタイプ塗装品と言うと、板1枚の幅が90mmで、縦に4枚から5枚継がれているということです。
    ※商品やメーカーによって、縦継ぎ枚数が異なる場合があります。

  • 集成(FJL)タイプ

    集成タイプは、フローリング1枚の中で、縦・横と両方に材が継がれてできているものを指します。例えば、90巾集成3Pタイプとなれば、フローリングの1枚の幅が90mmで、その中で横に3枚継がれているということです。

  • ソリッド(OPC/一枚物)タイプ

    ソリッド(OPC)タイプとは縦方向にも横方向にも継目がない1枚の定尺フローリングのことです。他に、一枚物やOPC(オーピーシー)と呼ばれたり もします。1本の木から1枚のフローリングの長さを切り取っていくので、希少性があり、少し値段が高くなります。

  • 乱尺(ランダム)タイプ

    乱尺タイプは、フローリングの長さが 一定ではなく、1箱の中に長さの違うフローリングがアトランダムに入っているものをいいます。アトランダムに入っていますが、基本的には2枚または3枚合わせるとフローリングの長さ (1820mm) になるようになっています。

  • ヘリンボーン

    英語でにしんの骨を意味するヘリングボーン(Herring bone)。独特の形状と、色合いや光の当たり具合で表情を変えるフローリングは、空間に上品さと高級感を演出します。

  • ブロック

    ブロック製品は一つ一つは小さな天然木を有効に使うために、正方形状にまとめ、裏面にシートを張り合わせることで、一枚のブロック状のフローリングになっています。コンクリート床などに接着剤で直接張り込むことができ、施工も簡単です。

  • パーケット(デザインパーケット・モザイクパーケット)

    木片を寄せ集めて作られたデザイン性のある寄木細工風のフローリングです。市松模様など、さまざまなデザインパターンがあります。

無垢(単層)フローリングの仕上げや加工の種類

フローリングの保護や汚れ防止のため、あらかじめ表面に塗装を施した商品や、施工後に塗装等を施す商品があります。

無塗装 … 何も塗らないこと

メリット
無垢材本来の自然な質感を保ちます。施工後にお好みの塗料などで仕上げることができます。

デメリット
汚れやすくなり、水や汗染みなどができます。木の耐久性が落ちます。

ウレタン塗装 … 主成分がウレタン系の塗料でフローリングの表面に薄い膜を貼るような塗装

メリット
光沢があり、高級感があります。撥水性に優れ、通常の使用であればメンテナンス不要です。

デメリット
表面に塗膜を張るため木材の肌触りが薄くなります。濃い色のフローリングの場合、塗膜にキズがつくと白く目立ちます。

自然塗装 … 自然由来を主成分とした塗装

メリット
木の質感がそのまま残り、肌触り良く仕上がります。キズが目立ちにくく、凹みやキズ等の補修、簡単なメンテナンスがご自分でできます。

デメリット
表面に塗膜を作らないので、ウレタン塗装に比べ、汚れがつきやすくなります。成分の種類や使用状況によりますが、定期的に塗り直しが必要です。

オイル塗装 … 天然油脂を主成分としたオイル仕上げ

メリット
木の質感をそのまま生かせます。通常の自然塗装よりも硬い塗装で剥げにくく、塗り直しの回数も通常の自然塗装より減らせます。

デメリット
オイルの種類や使用状況によりますが、定期的に塗り直しが必要です。表面に塗膜を作らないので、ウレタン塗装に比べ、汚れがつきやすいです。

液体ガラス塗装 … 無機質のガラス塗料を用いた仕上。ガラス塗料が浸透して薄膜層を形成

メリット
防汚性、耐久性、耐傷性に優れ、施工も簡単です。ワックス不要、通常の汚れなら乾拭きでOKです。

デメリット
表面に塗膜を貼る塗料に比べ、液体汚れには弱いです。

フローリングに傷をつけない加工や、無垢材の質感を際立たせる加工など様々。用途により最適な加工を選びましょう。

無垢(単層)フローリングの並べ方・貼り方の種類

フローリングは材質や色合いが同じでも、並べ方・貼り方で部屋の雰囲気が変えられます。お部屋の用途に合わせて選びましょう。

  • ● 定尺張り(ずらし張り)

    同じ長さのフローリング材を決まった長さ、または長さの一定分をずらして繰り返し張る。決まった尺の分ずらして張るので「尺ずらし張り」と呼ばれたり、階段上にフローリングのつなぎ目が並ぶので「階段張り」と呼ばれています。

  • ● 定尺張り(りゃんこ張り)

    同じ長さのフローリング材を使い、半分ずつずらして繰り返し張ることを「りゃんこ(両個)張り」と呼びます。フローリングのつなぎ目が長さの半分づつ互い違いになっている様から「レンガ張り」とも呼ばれます。

  • ● 乱尺張り

    フローリング材の長さが一定ではなく、様々な長さのフローリング材が並びます。仮並べにより、風合いや木柄のバランスの調整ができ、無垢材の質感を楽しみたい方におすすめです。

  • ● 斜め張り

    壁に対して斜めに張っていく方法です。デザイン性が高く、2つの空間で別々のフローリング材にする場合、一目で区切りが分かります。

  • ● 寄木張り(ヘリンボーン張り)

    英語でにしんの骨を意味するヘリングボーン(Herring bone)。独特の形状と、色合いや光の当たり具合で表情を変えるフローリングは、空間に上品さと高級感を演出します。

  • ● 寄木張り(市松張り)

    市松模様のようにフローリング材の向きを交互に変える張り方をする寄木張りの1つです。明治・大正時代に建てられた洋館にも多く採用されたことから、クラシカルな印象をあたえます。

  • ● すだれ張り

    同じ長さのフローリング材の繋ぎ目をすだれの様にそろえるシンプルな張り方。すだれ張りは天井によく張られる方法でこの手法を床にも応用した張り方です。

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